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「スコットランド研修報告 2」海外研修チーム

前日に続き、スコットランド研修報告をさせて頂きます。


テイスティングでは、人間嗅覚の大切さの実験を行いました。
鼻栓をして、ある粉を味見しましたが全く何かわかりません。

実はシナモンです。
人間嗅覚ってすごいですよね。
是非、皆様もTRYしてみてください。


グレンロセス蒸留所の後は、
アイラ島にあるブリックラディ蒸留所へと向かいました。
アイラウイスキーといえば、すごくスモーキーなウイスキーで有名ですが、
この蒸留所ではノンピートのウイスキーを製造していたり、
はたまたアイラ島で一番強烈なスモーキーなウイスキーを作っていたりと
非常に歴史もありバラエティに富んだ蒸留所です。

はじめに、蒸留所見学。
こちらの蒸留所は、なんと創業時代からの製造機械を
未だに使っているというものすごくアナログな蒸留所なんです。
1881年から130年たった今でも、
その当時の機械を使ってるって蒸留所への愛を感じますよね。
一通り見学した後は、貯蔵庫へ。


商品として出てくることを、ゆっくりゆっくり待ちながら
静かに熟成するウイスキーには、とてもロマンを感じました。


そして貯蔵庫でのテイスティング。


説明して下さったアダムさんは、
若くして蒸留責任者になったスコットランドで一番注目されている方です。
めちゃくちゃイケメン。


そして今回の旅のメイン植物採取、通称フォリッジといいます。


アイラ島で育った植物や海産物の生態を知り、
自分たちで採取してカクテルを作ることにチャレンジしました。
実際に、森とウイスキーと海に行き、たくさんのアイラ島の自然に触れ合いました。

こんな森に行ったり


アイラ島の自然を感じながらフォリッジが終わったら、夜はカクテル作り。
昼間に採取した植物を使ってカクテルを作り、
プレゼンテーション込みの真剣な時間。
私は、ブリックラディとアイラ島の白樺の樹液を使ったバーチマンハッタンを作成。
発表はなんとかうまくいきました。汗


アイラ島最後の食事は、自分たちで採取した植物と海産物を使ったフルコース。
牡蠣の殻にウイスキーを入れてスランジバー乾杯です。
これがうまい!!
こうしてアイラ島最後の夜は更けていくのでした。


今回の研修を通じて知識はもちろんですが、その土地の文化や生態、
また地元の人々とお話しすることによってスコットランドの方のウイスキーや
ジンに対する思いを感じることができました。
自分たちも、もっともっと自分の国のことを知ることが必要であり、
伝えていきたいと強く感じます。

今回このような研修を与えて下さったレミーコアントロージャパン様、
引率して下さった菊池様、本当にありがとうございました。
また快く送り出して下さった会社の皆様に感謝してこの経験を還元していきます。