ニュース

【妄想アレコレ】第6話:宇宙を目指す人類の物語

アメリカの実業家イーロン・マスク氏が率いる、民間宇宙機業スペースXの新型有人宇宙船「クルードラゴン」が日本時間の11月16日(月)9時27分に打ち上げられ、無事成功したというビッグニュースを目の当たりにした出社前の私。

u-1

日本の野口聡一さんはじめ4人の宇宙飛行士の方たちを乗せたクルードラゴンは、宇宙ステーションに到着後、約6ヶ月間宇宙空間に滞在し様々なミッションを行うようです。
今回の打ち上げ成功で、宇宙開発の新時代が到来したとも言われていますが、
イーロン・マスク氏のそもそもの計画が

2022年 最初の貨物を火星へ
2024年 人を火星へ
2060年代 火星に基地を作り100万人を火星へ移住

というとんでもなく夢があってスケールが大きいワクワクするもの。
期待感が高まらずにはいられません。
オルガ・イツカや三日月オーガスたちのように
地球から離れた火星圏で人々が暮らせるようになる日が来るのか来ないのか…。

ちょっと横道に逸れちゃいましたが、
今日の打ち上げを見てて頭に浮かんだのが、
大人気漫画「宇宙兄弟」。
5~6年前にはアニメで放送され、
小栗旬さん主演で実写映画化にもなったこの作品。
u0

宇宙を目指す兄弟の成長物語というような一言ではくくれず、
近未来におけるNASAやJAXAのメカ技術や天文学などの専門知識だけでなく、
訓練や月面活動のリアリティ、
飛行士やバックアップなど役割分担の意味、
チーム行動におけるコミュニケーションの大切さ、
他にもリストラや予算獲得など組織マネジメントの厳しさなどの描写が丁寧に描かれていて、
ビジネス書ととらえて読めるほど奥が深いストーリーなんですよね。

(実際に自己啓発本の題材としても取り入れられて、こんな本が出ていたりします)


兄弟や親子の絆があり、
仲間との友情があり、
ライバルとの葛藤があり、
上司・部下のせめぎあいがあり、淡い恋がある。
成功もあれば失敗もある。
光が当たる者もいれば挫折する者もいる。

登場人物すべてが強く、弱く、かわいらしく、個性が強く、
完全無欠な者はおらず、意味のない人は一人もいず、
悪人もいず、みんなが努力して、泣いたり笑ったりする。
そんな中で、兄弟が成長していく。
言ってみたらSFスポ根的展開にはまってしまうのが、この漫画の魅力。

漫画を読んだことのある人なら、
思わずはまってしまうこの書籍も
バーテンダーにとってのバイブル書と言えるかもしれません(汗)





【→バックナンバーはコチラ】

【→バーテンダーズブログ一覧へ】


このエントリーをはてなブックマークに追加