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【孤独のぐるまん season1】 第0食『銀座のぐるまん』

「Gourmand(ぐるまん)ってのは、
最近ではグルメの意味も持つのかい?
でも俺は……やっぱりたらふく食べてのGourmandだと思うぜ。」


見澤直哉39歳。
三度の飯より四度飯。
食べるご飯は米二合。
炭水化物をおかずに米を頬張る自称米人(こめびと)。
米どころ山形の生まれである。

このぐるまん生活、
思い返せば2014年まで遡る。

皆さんは覚えているだろうか。

調布の駅前に構えていた80席のダイニング『KIRAKUYA』。
我が住処である池袋からはるばるKIRAKUYAに勤めている中で
調布の食に惚れ、メールマガジンで細々と紹介していたのが前身である。

今や調布を超え、東京都内のあらゆる場所へ、
美味いものの噂を聞けば飛んでゆく、

それがぐるまん見澤である。

周りから『歳を考えて、食べ過ぎないように』と
諫められることもあるが、
ぐるまんに腹八分目などという文字は存在しない。

行きたいお店が二軒あれば、
二軒とも全力で食べるのがぐるまん。

ときにはアップされた画像や動画を観ているだけで
お腹がいっぱいになってしまうかもしれない。

ときにはタイミング悪く皆さんに『飯テロ』を仕掛けてしまうかもしれない。

それでも、皆さんの元へ、
東京ではこんなにたくさんの美味しいところがあるんだと、紹介していきたい。
それを口実に美味しいものをたくさん食べに行きたい。

そんな想いを胸に、今日も見澤はぐるまんを貫き通す。
温かい目でお付き合いくださいませ。


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