【孤独のぐるまん season1】 第1食『肉のわんこ蕎麦』
見澤
「うわ、これ懐かしいな。以前渋谷に行ったときのだ。
渋谷か……最近行ってないな。」
PCの写真整理をしていた見澤は、ふとあの店のことを思い出していた。
写真データの日付は2017年……大分前の話だ。そりゃ髪も長い訳だ。
3年も前……か。
───────
「焼肉?ははっ。あんたァ、随分と働き者だな。
わざわざ金払って、わざわざ自分で肉ゥ焼いて食うってんだからな。
……知りたくないかい?焼き立ての肉を、
待ってるだけで無限に食える場所を。
ああ、そうだ。
あんたは餌を待つ雛鳥みたいに待ってるだけで、
無限に肉が運ばれてくるんだ。」
とある情報筋からの夢みたいな店の紹介。
まさかそんな理想郷(ユートピア)がある訳ないと、
半信半疑で渋谷の人混みの中を見澤は歩いていた。
後に見澤がハマることになる、
正に無限肉を堪能できる『シュラスコ』。
渋谷ドンキホーテの並びにある『トゥッカーノ渋谷』で
見澤はシュラスコに出会った。
![ts1](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image-1-e1599190659369.jpg)
スタッフ
「店内をシュラスケーロ(シュラスコ職人)が廻りますので、
お肉が食べたい時はこのパネルを上に、
お休みしたいときはパネルを下にしてくださいね。」
見澤
「このパネルを上にしておくだけで、
無限に肉が運ばれてくるというのか。
ふっ、パネルを下げるなんてチキンな真似はしないからな。
とことん、喰らってやる……。」
![ts2](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image1-1-e1599190668922.jpg)
シュラスケーロ
「よう、兄弟。早速食べるかい?サーロインだ。」
見澤
「特盛りで頼む。」
シュラスケーロ
「ほらよ。(鮮やかに肉を切り落とす」
![ts3](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image2-e1599190679871.jpg)
見澤
「うぉ……本気で特盛りにしてくれるとはな……さぁ堪能するか。」
シュラスケーロ
「よぅ兄弟、今度は牛フィレだ。」
見澤
「おお、豪華な。」
![ts5](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image4-e1599190700149.jpg)
シュラスケーロ
「よぅ兄弟。今度は豚バラだ。」
見澤
「豚肉もいいね。」
シュラスケーロ
「兄弟よ、今度は鶏ハツだぜ。」
見澤
「ホルモンまで!
至れり尽くせりだな。」
シュラスケーロ
「兄弟、ハラミだ。」
![ts4](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image3-e1599190690525.jpg)
見澤
「お、おぅ……。」
シュラスケーロ
「兄弟、今度はランプ肉だぜ。」
見澤
「うぐ……。」
シュラスケーロ
「兄弟、スペアリブもいくぜ。」
見澤
「ぎ……ギブアッ……(パネルに手を伸ばす」
シュラスケーロ
「(その手を遮りながら)
もう一切れくらいいけるだろ?兄弟。」
───────
見澤
「正に酒池肉林。まるで肉のわんこ蕎麦のように
焼き立てシュラスコを堪能したな……ヒーーーーーーーッ!!!!って言いながらな。」
見澤
「また……シュラスコ……行きてェなァ……。」
「うわ、これ懐かしいな。以前渋谷に行ったときのだ。
渋谷か……最近行ってないな。」
PCの写真整理をしていた見澤は、ふとあの店のことを思い出していた。
写真データの日付は2017年……大分前の話だ。そりゃ髪も長い訳だ。
3年も前……か。
───────
「焼肉?ははっ。あんたァ、随分と働き者だな。
わざわざ金払って、わざわざ自分で肉ゥ焼いて食うってんだからな。
……知りたくないかい?焼き立ての肉を、
待ってるだけで無限に食える場所を。
ああ、そうだ。
あんたは餌を待つ雛鳥みたいに待ってるだけで、
無限に肉が運ばれてくるんだ。」
とある情報筋からの夢みたいな店の紹介。
まさかそんな理想郷(ユートピア)がある訳ないと、
半信半疑で渋谷の人混みの中を見澤は歩いていた。
後に見澤がハマることになる、
正に無限肉を堪能できる『シュラスコ』。
渋谷ドンキホーテの並びにある『トゥッカーノ渋谷』で
見澤はシュラスコに出会った。
![ts1](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image-1-e1599190659369.jpg)
スタッフ
「店内をシュラスケーロ(シュラスコ職人)が廻りますので、
お肉が食べたい時はこのパネルを上に、
お休みしたいときはパネルを下にしてくださいね。」
見澤
「このパネルを上にしておくだけで、
無限に肉が運ばれてくるというのか。
ふっ、パネルを下げるなんてチキンな真似はしないからな。
とことん、喰らってやる……。」
![ts2](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image1-1-e1599190668922.jpg)
シュラスケーロ
「よう、兄弟。早速食べるかい?サーロインだ。」
見澤
「特盛りで頼む。」
シュラスケーロ
「ほらよ。(鮮やかに肉を切り落とす」
![ts3](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image2-e1599190679871.jpg)
見澤
「うぉ……本気で特盛りにしてくれるとはな……さぁ堪能するか。」
シュラスケーロ
「よぅ兄弟、今度は牛フィレだ。」
見澤
「おお、豪華な。」
![ts5](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image4-e1599190700149.jpg)
シュラスケーロ
「よぅ兄弟。今度は豚バラだ。」
見澤
「豚肉もいいね。」
シュラスケーロ
「兄弟よ、今度は鶏ハツだぜ。」
見澤
「ホルモンまで!
至れり尽くせりだな。」
シュラスケーロ
「兄弟、ハラミだ。」
![ts4](http://www.hibiya-bar.com/wp-content/uploads/2020/09/image3-e1599190690525.jpg)
見澤
「お、おぅ……。」
シュラスケーロ
「兄弟、今度はランプ肉だぜ。」
見澤
「うぐ……。」
シュラスケーロ
「兄弟、スペアリブもいくぜ。」
見澤
「ぎ……ギブアッ……(パネルに手を伸ばす」
シュラスケーロ
「(その手を遮りながら)
もう一切れくらいいけるだろ?兄弟。」
───────
見澤
「正に酒池肉林。まるで肉のわんこ蕎麦のように
焼き立てシュラスコを堪能したな……ヒーーーーーーーッ!!!!って言いながらな。」
見澤
「また……シュラスコ……行きてェなァ……。」