ニュース

【プロデューサーのヒトリゴト】5.スフェリフィケーションの件

こんにちは
新しいコトダイスキーAmazonダイスキー
日比谷Barのプロデューサーをしております「H」と申します。

今日は自宅でスフェリフィケーションに挑戦してみたいと思います。
sfe1

「スフェリフィケーション」とは
"球体のソース"の意味で、
簡単にいいますと液体を人工のイクラ状態にする調理技法でして、
近年ではミクソロジーカクテルにも活用されています。
真珠状のスフェリフィケーションを使用したカクテルは
"パールズ・カクテル"とも呼ばれます。

sfe2
スフェリフィケーションは、
食品添加物のアルギン酸ナトリウムを混合したゲル・カクテルを、
食品添加物の乳酸カルシウム溶液に落とし、球体の膜を成形させ作ります。

でも、お家にアルギン酸ナトリウムと
乳酸カルシウムを常備している人って
なかなかいないですよね?


そんなときはコチラ!
(テッテレ〜)


たのしいおすしやさん〜♪
sfe3

そうなんです!
こちらのイクラは、まさにスフェリフィケーションの技術を使って作ることができるのです!
sfe4

恐るべしクラシエフーズ…。

私が子供の頃は「ねるねるねるね」しかなかった記憶ですが、
知育菓子も進化しているようです!

sfe5
早速箱を開けてみると、なにやら色々入っていますね。
(「まぐろのもと」という言葉がパワーワード…)


sfe6
まずは「たまごのもと」と水を混ぜ合わせて3分ほど放置して、たまごを作ります。

sfe7
次に同じ要領で「マグロのもと」からマグロを作ります。

sfe8
上から
シャリ=ソーダ味のゼリー
マグロ=グレープ味のゼリー
タマゴ=リンゴ味のゼリー
左下:イクラのもとA(乳酸カルシム溶液)
右下:イクラのもとB=みかんソーダ味(アルギン酸ナトリウム)です



sfe9
イクラのもとBアルギン酸ナトリウム)をスポイトを使って、
イクラのもとA(乳酸カルシム溶液)に1滴ずつ落としていくと…。


sfe10
次々とイクラが完成していくのです!
これがスフェリフィケーションです!(どやぁ)




sfe11
そしてイクラ軍艦巻用ののりを作ります。
(黒色のソフトキャンディーを指で押してひたすら伸ばすのです!)


sfe12
シャリをのりで巻いてイクラを乗せると
イクラ軍艦巻の出来上がり!

sfe13
醤油(ソーダ味)をつけて食べてみると…




アマーイ (´・ω・`)


ゼリーというより和菓子を食べているような感じでした。

あえてカクテルと合わせるのであれば、ジンリッキーとの相性が良いと思います!

お子様とも楽しみながら作れますので、
スフェリフィケーションが気になった方は是非TRYしてみてください。










【→バックナンバーはコチラ】

【→バーテンダーズブログ一覧へ】


このエントリーをはてなブックマークに追加