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【おもろいやん!日比谷Bar】第13話 下克上のカクテルコンペ

毎度お世話になっております、八木高司です。
日比谷Barの夏の風物詩と言えば、ではなくて夏のイベントと言えばカクテルコンペでした。
軽井沢合宿も終わって、カクテルコンペの準備に取り掛かるのですが。

当時の日比谷Barにはいろんな人がいました。
かなり個性というか、クセの強い人が多かったような気がします。
日比谷Barの本店で生花の教室が開かれていると言うじゃありませんか?
しかもその先生は女性で、ヘヴィメタル/ハードロックが好きな方と聞きました。
それは1度見学しに行こうと言うことで、覗いて見たら直ぐに体験入学となりました。



この店の店長や先輩スタッフがこの先生から生花を習っていたことから、私も習うことになったのです。
私は音楽の趣味が合致したことから、このまま生徒の仲間入りをしました。
最近はやってませんが、もう20年以上のお付き合いになっております。


その他に、バーテンダーなのにやたらとワインに詳しい先輩がおられました。
ウイスキーやカクテルを覚えるのも大変だった私からすると、ワインの知識なんて皆無な状態。
勉強は間に合っていませんでしたが、とても影響を受けたと思います。
当時の運営部長がソムリエ協会にも入っていたので、ワイナリーの見学や勉強会にも参加できました。



このぐらいからでしょうか?ワインに興味が出てきて、今では一番好きなお酒になりました。
バーテンダーなので、カクテルやウイスキーに知識が深いのはわかるのですが、ワインにも詳しいと言うところに感銘を受けたのかもしれませんね。
そんな私は、大した知識を未だに持っていませんけど…


このワイン好きな店長のいる店のスタッフに、またクセの強い私よりも年下のスタッフがおりました。
知識も達者でしたが、口も達者なスタッフでS栄君と言いました。
彼とあと2名を誘って、カクテルコンペの実行委員チームを作ることにしたんです。
やるからには、今までのカクテルコンペとは違う、ベテランだけではなく、若いスタッフも活躍できる面白い大会にしようと。
だから大会のコンセプトは「下克上」にしよう!と決めた。
そんな訳で、今までとは違うことを取り入れて、ベテランだけではなく若いスタッフも輝ける大会にする。
先ずは会場選びから自社店舗を使わずに外部の会場を探すことにした。

当時のいろんなツテを使って探しました。
できれば弊社の店舗が近くにある方が何かと便利だったので、当時の新宿店の近くで新宿三丁目の交差点に三和銀行がありました。
その裏にホテルオークラさんだったか、ニューオータニさんだったかの宴会場というか、会館のような建物がありました。
そこを借りることにしたのです。これだけでも大変でした。
なのに、この後またまた大変なことに・・・

今日はここまで。





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