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【おもろいやん!日比谷Bar】第4話 無国籍酒蔵 一風

第4話 無国籍酒蔵 一風

どうもお世話になっております、
八木高司です。
東京で初めて働く飲食店。
この頃の私はDJを目指していたはずが、
ほぼ毎日アルバイトで思いっきりハマっておりました・・・



ボーヴォワールに働き始めて1年ぐらいだったでしょうか?
その頃には、どっぷりこの店のシフトに入っており、
お店の一員となってました。
オーナーは以前よりお店に出る回数が減っておりました。
なぜなら、2号店の出店を目指していたのです。
場所はなぜか、三軒茶屋。
当時DJの稽古に三茶に通っていた私は、
少しだけ詳しくなっておりました。



若い人だけでなく、
人自体が茅場町よりも多いことから、
駅近なら絶対やった方が良いと煽ってました。
屋号と業態名を決めるため、
スタッフみんなでいろいろ出し合いました。
そこで決まった名前が「無国籍酒蔵 一風」でした。

今まで洋風の業態をやっていたオーナーは、
客層の広げたいことから和の要素を取り込みたい。
とはいえ、バリバリの居酒屋にはしたくないということで、
無国籍酒蔵となりました。
居酒屋っぽいのに、
お酒の種類が多いと感じてもらえるように酒蔵としましたが、
これは少し伝え辛かったかな。
「一風」という名前は、
どうもこの漢字を使いたかったようです(おそらく)。
このお店、スタートしてから想像より凄かったです。
茅場町のお店とは比べ物にならない?ほど忙しかった。
営業時間が朝11時から夜中の4時まで。
今ならアウトですが、
10時出勤4時半退店なんてシフトもたまにありました。
居酒屋にも見えますが、
カウンター席もあってカクテルの注文も多かったです。









私個人としてはカウンターだけではなく、
キッチンの業務もやることになり結構鍛えられましたね。
そのお店がある程度繁盛してから、
オーナーは次の出店の準備に取り掛かります。

前回も言いましたが、
オーナーは元日比谷Barのスタッフです。
バー業態の収益構造が分かっており、
居酒屋業態よりも利益が出しやすい(あくまで集客が上手くいったらの話)ことから、
次はバー業態にチャレンジすることになりました。

それに見合ったような物件を
渋谷の松濤というところから探してきたのです。
出店するに伴い、店長を決めないといけません。
そこで抜擢されたのが私だったのです。
ただし、アルバイトから社員になるのが条件でした。

なかなか諦めきれないDJでしたが、
入店してから3年を超えていたので、
そろそろケジメをつけようと決断しました。
(3年もしたら、望みの薄さが分かってしまいます…)

なんで私がバーの店長に選ばれたかと言いますと、
以前よりバーに通って勉強していたからなのです
(真面目な性格だったということもありますよ)。

そのバーの名前は・・・
そうです「日比谷Bar」なのです。

日比谷Barで勉強するようになった経緯はまた次回です。

今日はここまで。




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